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個人的に気になった農業系のニュースをピックアップ。これからはイチゴが大変。

東北初!宮城県大崎市が「世界農業遺産」に認定!ところで世界農業遺産って、何?

以下、2017年12月12日、河北新報ONLINE NEWSより一部引用

農林水産省は12日、宮城県大崎地方の水田農業地帯「大崎耕土」が国連食糧農業機関(FAO)の世界農業遺産に認定されたと発表した。歴史的な農産文化と景観、生物多様性を維持する生産の仕組みなどから認定が妥当と判断された。国内では9地域目で、東北からの認定は初めて。
 同日未明、FAOが公表した。大崎耕土については、「『大崎耕土』の巧みな水管理による水田農業システム」として農水省が創設した世界農業遺産の国内版の「日本農業遺産」に今年3月に認定。同9月、農水省がFAOに世界農業遺産の認定を申請していた。

 全文はこちらから

 

宮城県大崎市民に今年から正式になりまして、喜ばしいことなんだなぁ、そういや庁舎とかで張り出されてたっけなぁと出荷しながら思ってました。

評価された点を見ると

記事を読んでみると、認定の要件を満たしたから認定された、とあります。
この要件って、どんなんか興味があります。

軽く調べてみたんですが、日本語でそれなりに纏まってるのがウィキペディアなんですよね

世界重要農業遺産システム - Wikipedia

 

んで、ざーっと読んでみると、国際連合食糧農業機関のサイトも読んでみたんですが、世界農業遺産については日本語資料が見当たらないと。
なんですかねこれは、モンドセレクション金賞受賞みたいにコンサルとかいるんですかね。


世界農業遺産認定目指してるので、こんな取り組みして下さーいってのは特に市からも農協からも来てないんですよ。
でも認定されてるんですよねぇ、大崎市

認定された市の農業従事者が評価された認定の要件がわからない。

これってどうなんですかね。
利用できるものは利用はしますけど、なんか釈然としねぇなぁ。

参考リンク
引用元記事

www.kahoku.co.jp

 

世界重要農業遺産システム - Wikipedia

 

FAO駐日連絡事務所 Liaison Office in Japan

http://www.fao.org/japan/resources/jp/

2017年12月12日火曜日掲載、農業系補助金、助成金情報

2017年12月12日火曜日、掲載された農業関係の補助金助成金についての情報です。

■公募名
・さが農村ビジネスサポート事業(追加募集)

・対象地域:佐賀県

・概要など
公募ページより引用

佐賀県では地域の農産物や景観等を活かした農村ビジネスを磨き上げ、集客力を高めることにより、農家の所得向上と農村地域の活性化を図ることを目的とする「さが農村ビジネスサポート事業」の実施希望者を追加募集します。

・募集期間
平成29年12月8日(金曜日)~平成29年12月20日(水曜日)

公募情報ページアドレス

www.pref.saga.lg.jp

成果がいよいよ見えてきた?ヤンマーがライスジュレの量産に成功

以下、2017年12月12日、朝日新聞DIGITALより一部引用

 ヤンマーは11日、小麦粉の代わりの材料にできる「ライスジュレ」の量産に成功したと発表した。
 小麦粉に含まれるたんぱく質グルテン」はアレルギーなどの原因とされる。
 お好み焼きやたこ焼きなど、小麦粉を使った「粉もん」が人気の関西では、早くも採用の動きが出ている。

全文はこちらから
 
確か数年前、秋田県で余っているお米の活用としてライスジュレに手を付けたって報道を見た覚えがあります。
ライスジュレに手を出したのは、米粉の需要が伸びなかったからと。

 

そして今回取り上げたニュースを見ると、どうやらお好み焼きやたこ焼きの材料としてのライスジュレが量産まで含めて形になったようです。

このニュース、結構大きな衝撃があると思います。

小麦粉の多くが輸入に頼っている現状、国内で生産ができる米で代用できるのであれば、米農家へのチャンスになると考えられます。

しかし、これはまだまだ始まったばかりの取り組みです。
今後出てくる味の問題や、流通、そして一般顧客へ広がっていってくれれば、本当に面白い取り組みになると希望を持ってしまいます。

国内生産で、なおかつ得意なものってのは、もっともっと活用していければなぁ、いいよね、きっと。

 

参考リンク
引用元記事

www.asahi.com

 

www.yanmar.com