「見せてもらおうか、徳島のいちご新品種の特徴とやらを」 徳島県でいちご新品種「阿波ほうべに」が登場!
以下、2016年12月21日、徳島新聞webより一部引用
徳島県立農林水産総合技術支援センターがイチゴの新品種「阿波ほうべに」を開発した。広く普及しているさちのかに比べて収穫期が10~20日早く、品薄期に出荷できるため高値販売が期待できる。冬場に旬を迎える促成イチゴで県が開発に成功したオリジナル品種は14年ぶりで、2018年のシーズンから市販される見込み。飯泉嘉門知事が20日の定例会見で発表した。
阿波ほうべには収穫期がさちのかより早い11月下旬~12月上旬に始まり、イチゴの単価の高いクリスマス需要にも対応しやすい。実もさちのかより硬く、輸送による傷みが少なくて済むのが利点だ。
実の色は果皮が鮮やかな赤で果肉は白い。15年度の果重調査で20グラム以上の2L、3Lの実の割合がさちのかの49%に対し、71%を占め、大きいサイズの実が多かった。味の乗る年末から2月にかけては、さちのかと同程度の甘さになるという。
赤い、硬い、大きい、そして取れるのが早めだけど、クリスマスにはバッチリ。
今のいちごに求められている条件を完全に狙った徳島の新いちご「阿波ほうべに」が登場です。
上記の特徴もいいですし、名前がいいですよね。ほうべにってまた赤くて可愛いイメージが簡単に伝わってきます。
今の市場で求められているいちごの条件をストレートに満たして、その絵で取れる時期を調整したまでの留めたのは、この品種が広尾区普及することを願っているから、でしょうか。
色や風味、食感が特徴的な品種ほど栽培が難しいとか、収量に難があるとかを抱えてしまいます。
またコストも高く、物珍しい高級品であるけど、一度食べれば十分という評価にとどまるケースもあります。
継続的に受け入れられる品種は、基本に忠実な品種だと、経験から判断します。
「阿波ほうべに」は、この継続的に受け入れられる基本に忠実な品種だと考えます。
だからこそ、広がる可能性はすごくあるんじゃないかと、考えてしまします。
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