チャンス?それとも集まらないとか?東京五輪選手村ではGAP認証された国産野菜優先で
以下、2016年12月4日、日本農業新聞より一部引用
2020年の東京五輪・パラリンピックの選手村などで使われる食材について、大会組織委員会の作業部会がまとめた基準案が3日、判明した。農産物は国産を優先的に選ぶよう求め、農業生産工程管理(GAP)の認証を要件とする。また有機農産物や、障害者が生産した農産物などを推奨する方針。日本の高品質な農産物をアピールする好機となりそうだ。
今、日本国内で流通している野菜の何割がGAP対応しているんだろう、と思って検索をかけてみました。
GAP普及の割合とか導入の推移とかの資料見つけたんですけど、これ本当なんですかね。
参考資料(PDFファイルへのリンクになります)
農業生産工程管理(GAP)をめぐる状況 平成27年9月 東北農政局生産部生産技術環境課
農業生産工程管理(GAP)について 平成27年4月 生産局農産部技術普及課
農業生産工程管理(GAP)の現状とこれからに向けて 平成25年7月26日 生産局農産部技術普及課
資料に軽く目を通してみると、GAP導入している産地は国内で6割あると。
ほんとかこれ!?って声出ますな。
資料を見ると産地で計測しているので、農業事業者や農業法人で計算すると変わるのかなーって考えてます。
というのも、取り上げた記事にある東京オリンピック・パラリンピックで採用される国産野菜ってどのくらいあるんだろうかと真剣に考えてしまいます。
周りにいないですもの。
となると、これが変な利権とかGAP所得コンサルタントとかって出てくるんじゃないかなぁって考えてしまいます。
GAP自体は輸出を考えた際に必要なだけでなく、ブランド力の強化や小売への売り込み、お客様へのアピールなどで有効です。
GAP認証を受けた上で継続していけば、作業効率や品質向上にもつながると考えます。
だからこそ、変な人が入りそうな取り上げ方をされるのが、何かとても怖いんです。
この辺、しっかり精査してくれることを期待したんですが、東京オリンピックの現状を考えると、不安でしかないです。
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