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個人的に気になった農業系のニュースをピックアップ。これからはイチゴが大変。

超ハイテク「案山子」への道なのか。カラスを騙すロボットカラス

以下、2016年10月19日、日本農業新聞より一部引用

 カラス形のドローン(小型無人飛行機)とロボットから流す鳴き声を、野生のカラスに聞かせて本物の“会話”と勘違いさせ、別の場所に誘導する忌避装置の開発に、総合研究大学院大学が乗り出した。ドローンとロボットに搭載する人工知能(AI)で野生カラスの鳴き声を聞き分け、近づいたのに合わせて警戒や逃避など数パターンの鳴き声をスピーカーで再生する。実用化できれば、収穫前の果樹園や感染症リスクが高い時期の牛舎などの被害予防対策も期待できる。シンガポール国立大の末田航氏と共同研究で、3年後の製品化を目指す。

全文はこちら

 

リンク先の写真を見ていただきたいんですが、怖い、いい意味で怖い、不気味の谷ってこういうことを言うんですね。
スピーカーからカラスの声を流すって技術は以前でも出来たと思います。
カラスの剥製や、それにラジコンを仕込んで動かすってのも出来ていたと思います。
今回の記事の真骨頂は、この2つの技術をAI制御でつなげた点にあるともいます。
AIの自己学習機能を有効に使えば、今までにない案山子が出来るんじゃないでしょうか。

獣害はカラスに限らず、イノシシやシカ、ハクビシンハクビシンハクビシンもいます。今年もいちごがハクビシンに喰われて今日もがっかりでした。
これら害獣に対する、害獣が学習できない案山子が実用化されれば、今問題になっているイノシシの北上やハンター不足に対する一つのカウンターになりうるのでは、と期待してしまいます。

すごく興味深い。

参考リンク

www.agrinews.co.jp

 

crow.asia