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個人的に気になった農業系のニュースをピックアップ。これからはイチゴが大変。

まだまだ小規模のいちご農家が見る「オランダの大規模なイチゴ農家視察レポート」

この記事は、2016年11月24日、及び25日付け、オランダ農業と移住のススメ様オランダの大規模なイチゴ農園を視察しました!パート①【海外いちご(苺)農家見学】 オランダの大規模なイチゴ農園を視察しました!パート②【海外いちご(苺)農家見学】 を、読んで思ったことの記載です。

 

オランダ農業を真似ようって取り組みについてはしょーじき、どうよって思いがあります。 だってオランダって自国に油田あるじゃん?輸出だって陸路でいけんじゃん?そもそもいちごの品種だって味より輸送効率だって聞いたよ? とか先入観ありまくりで記事読みました。

その上で、記事の中から気になった部分を取り上げてみます

 

品種について 品種はいいかもしれんなこれ。 エルサンタ(Elsanta)については理想的な形と色かもしれない。これ栽培してみたい。 国内で出来ないのかな。

栽培について ポット栽培って面白そう。 ポット栽培って宮城県山元町のGRA見学で見たことありますな。 これだと株間のコントロールとか病気の対策でいいなーって見学時から考えてます。 問題は現状の高設栽培の施設からの切り替えが大変って点ですよね。 ダンボールを使った栽培やトロ箱の栽培も出てきてるので、今後普及するのかなーってのも考えてみました。

 

コンサルタントは重要 農業コンサルタントのアドバイスが月に2回来るって所、これ重要、とても重要。 私が務めているイチゴ農園、今季が3シーズン目なんですけど今シーズンから肥料屋さんがコンサル的にアドバイスしてくれます。 今この状況ならこの肥料で様子見ましょう、暖房と電照はこんな感じでーって意見くれます。定期的に来てくれて、前回のアドバイスの結果から次のアドバイスをもらえます。 これが1シーズン目殻だったらどんなに良かったかって心から思います。 企業が新規に農業に参入する場合、定期的に来てアドバイスしてくれるコンサルタントの確保は必須だと、心から思います。

 

作業効率はスピード重視 収穫が忙しいときは脇芽も枯れ葉も放置する、だって時間無いもん!ってのは日本国内も一緒だと考えます。つーかうちがそうだ。

衝撃を受けたのが以下の引用文

●日本ではランナーの苗床への植え付け作業は、ピンを用いたり丁寧に行うことで苗の活着を促すが、オランダではランナーを逆さまに苗床に置いていくだけ。だから作業のスピードが早い。

まじでか。これで定着するんか。 2回ほどやったランナーからの苗作りですと、ランナーから切り分ける、消毒する、育苗ポットにランナーピンを使って刺す、元気になるまですげードキドキするってのを繰り返すわけですよ。 置いていくだけで本当に大丈夫なんだろうか。これ実験してみたいです。

 

と、読んでみて驚いたり試してみたいと思った内容の記事でした。

 

本当にランナー置くだけでいいのかよ、試すぞすぐに。

実際に行ってみないことには、わからないことってもっとあるんでしょうね。 機会、降ってこないかなー。