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当たり前の事、で済まない。農業に本当に必要なのは「無知を取り除くこと」

以下、2016年11月9日、WIREDから一部引用

 

中国の農村部である試みが行われた結果、2年のうちに農作物の収穫量が急増した。彼らは新しい農薬や肥料、技術に頼ったわけではない。研究者による教育と、コミュニケーションがもたらした成果である。

 

2009年に中国の農村部で開始されたまったく新しい試みが、農作物収穫量の増大に貢献し、その量を理論上の上限近くまで押し上げた。しかもこの試みは、費用のかかる新しい農薬や肥料、テクノロジーには一切依存していない。

どうなし得たのか? 農業研究者たちが村に移り住み、農民たちに農業技術を直接指導したのだ。

全文はこちらから

 

この記事、多くの農業者の方にとっては日本では当てはまらない事だと考えられてると思います。 地域の農協による栽培指導や、肥料メーカー等の栽培指導、部会や地域の連携などで、日本ではこのようなことはほぼ当てはまらない事だと考えます。

 

しかし、実体験でいうと、結構当てはまるんですよね、この無知が敵ってのは。 正確に言うと、教える側が無知を隠すために、ものすごい被害に遭うってのを体験しました。

教えるとはっきり言っていた農業者が実際には農業経験がほぼ無い。にも関わらず六次化認定を受けていたり、県の認定を持っている。

大手の農業肥料メーカーの社員だけど、実際持っておいた知識は別の地方の知識な上に、それをひた隠し手不安だけを煽る。

 

3作目の今だから、それぞれがとんでもない無知をひた隠す輩だったと分かるんですが、その当時はわからなかったと、実感しています。

 

騙されないためにも、無知を取り除くことが必要なんだと、強く実感します。

 

日本の場合、無知による機会損失よりも詐欺による機会損失が多いんじゃないかと思います。

 

このやり方が正しいと騙す人、この作物が今売れていると騙す人。 それも、新規に農業に参入する人、企業が喰い物にされているんじゃないかと考えます。

意欲はあれど無知なことに付け込まれて、大きな損害を出してしまう。

 

これを防ぐためには、でもどうしたら良いんだろうかとも考えます。 国の認定ですら、騙す道具になっているのを目の当たりにすると、余計に、考えてしまいます。

 

参考リンク 引用元記事