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個人的に気になった農業系のニュースをピックアップ。これからはイチゴが大変。

IoTを実例で知ろう。格安SIMで通知が来るイノシシ罠!

以下、2016年9月1日、ITmediaニュースより一部引用

 

 イノシシが罠にかかるとスマートフォンに通知してくれる――。

 これはどこかの狩猟具メーカーが発売した新製品ではない。福岡県に住む個人・moyaidcfさんが、超小型コンピュータのRaspberry Piと格安SIM、クラウドを使って自分で開発した、自分のためのIoT(Internet of Things)ハードウェアだ。

 技術情報投稿サイトやブログを覗くと、そんな“草の根IoT開発者”が何人も見つかる。簡易地震計を自作した人、家庭の分電盤にセンサーを取り付けて消費電力をグラフ化した人。さらに、トイレの空き状況を可視化するデバイスを作った人や、スマートフォンで制御できる「IoTクリスマスツリー」を開発した人……。

 彼らに共通するのが、1日当たり10円程度からの格安SIMカードを使っていることだ。「モバイル通信サービスは便利だが、これまではコストや手間のかかる『ヒト向け』のものしかなかった。IoT時代に合わせて、もっとカジュアルなモバイル通信を提供したかった」と、格安SIMサービス「SORACOM Air」を提供しているソラコムの玉川憲社長は話す。

 

全文はこちら

 

9月頭の記事なんですが、昨日の記事の関連ってことで。

 

IoT、Internet of Things、モノのインターネットと呼ばれる技術が注目を浴びています。 冒頭で取り上げた記事にあるイノシシの罠も「罠が作動したらメールで連絡が来る」という内容から、イノシシ罠とインターネットの組み合わせ、と言えます。

 

このIoT技術は大手家電メーカーも取り組んでいますし、個人でも機器とプログラムを準備して自前で取り組んだりもしています。

こと農業でも前からある技術です。 自動温度管理ハウスではハウス内の温度や湿度の変化をネット上で確認できるシステムが取り入れられています。私が勤務している圃場でも「あぐりログ」の運用が始まりました。 記録を取って、それを見返す。 これが自動でできる、それもスマートフォンがあれば場所を問わずに出来る。 これだけでも十分すごいことだと考えます。

 

費用面ではまだ不安な部分もありますが、そこは農家の方のアイディア次第ではないでしょうか。 だって農家の方の自作道具ってすごいですよ。現代農業読んだりしててもすごく楽しいし。

安い値段で取り揃えられるキット等もチョットずつ出てきていますし、今後雑誌や書籍で紹介される自作の農機具に、しれっとIoT対応の物が増えたりすると、すごく夢があると考えます。

 

参考リンク 引用元記事