農家へ転職の味方になるか?就農支援プラットフォーム「LEAP」一般公開
以下、2016年9月1日、THE BRIDGEより一部引用
新規就農者(農業従事者)が農業を開始するために必要な諸条件・環境を提供する「LEAP」を運営するseakは9月1日、第三者割当増資による資金調達を実施したと発表した。引受先となったのは寺田倉庫、三菱UFJキャピタル、個人投資家で、調達した資金は総額約6000万円。同社は今日付けで就農支援プラットフォームの「LEAP」を一般公開するとしている。
中略
就農希望の人はLEAPに申し込むとまず農地を借りたり、ビニールハウスなどの資材を購入するための資金を調達する金融機関を斡旋してくれる。栗田氏の試算では大体600平米の農作地で1000万円ぐらいの資金が必要になるが、全額返済にかかる時間を最短で3年から4年とみているということだった。
金融機関に対しても事業性を個人としてではなく、seakとして担保することで資金調達をスムーズにする効果を期待しているという。(借りるのはあくまで個人)800万円ほどする初期資材はseakから就農希望者が調達した資金で買い取る形となっている。
すごくいいことだと思うんですよ、この取組。
新規就農者への研修の提供、農地の貸し出し、金融機関の斡旋、ネットワークを使ったコミニケーションや栽培管理の提供、。 それぞれ必要なものに対して手数料を取るというのも、必要な情報に対価を払い手にするのであれば取捨選択が出来ますし、コスト管理も出来てすごい良いなぁって考えます。
不安だった販路に関しても、このLEAPの取り組みの中で「ゆる野菜」という統一ブランドのもとに販売していくとの事。
この販路が一番重要だと思うんですよ。
正直な話、販路持ってる農家さんが一番強いです。 強い販路持ってれば味が微妙でも売上は上がります。 美味しい味を提供できても販路がなければ売上が上がるまですごく時間がかかっている状況を嫌になるくらい見ました。
農業を教える農家さんでも、販路についてまで教えることが出来るかはすごく判断に困る部分だと考えます。
でも、販路の開拓をしなければ収益につながらない。 この問題に対する一つの回答となることを、本当に心から願います。