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アーミッシュのような古き農場生活が喘息予防になるかも、しれない

以下、2016年8月25日、ギズモードより一部引用

 

このほどNew England Journal of Medicineに掲載された論文によると、アーミッシュの子どもたち(6~14歳)がぜん息にかかる割合は5%のみ! これは全米の平均的な罹患率を大きく下回っています。一方、アーミッシュと非常に似たライフスタイルを保っているはずのハテライトの子どもたちは、ぜん息にかかる割合が、その4倍以上の21%に急増してしまうんですよね。違いはどこにあるのでしょうか?

 

この疑問をもとに両者の農場での生活を比較した結果、1つの重要な相違点が発見されましたよ。いまでは近代的な農業機械を導入して大規模な農場を営むようになったハテライトとは異なり、アーミッシュは現在でも各家庭が小さな農場を管理。毎日家畜と触れ合い、馬が主な移動手段という昔のままのライフスタイルが保たれているんです。

 

全文はこちらから

 

すごく、興味深い記事内容です。ぜひ全文をまず読んでいただきたいと思います。

 

現代社会、都市部に於いては自然環境は多少保たれてはいますが、多様性には欠けていると考えます。 今渡しは宮城県のほぼ中心部のポケモンGOを起動しても驚く程何も出ない地域で働いているのですが、それでも自然環境の多様性でいえば、宮城県西部の県境あたりと比べれば欠けているのかもと考えます。

 

食物アレルギーについても、腸内最近の多様性が失われることで発症するのでは、と研究が行われているという話があります。

参考1.2

農業においても生産性を高める為、集積性を高める為に本来の自然環境からは整頓された環境を作り出し、野菜や果物を栽培しています。

 

これらの環境コントロールは必要なことだと考えます。

 

都市部の生活においても、生活やインフラを維持するために自然の多様性をコントロールする必要は、必ず必要だとも考えます。

しかし、そのコントロールされた環境の中で何か病気が発生してしまうのであれば、その際の治療のために、コントロールの度合いが低い地方での一時生活も必要ではと考えさせられます。

 

永住するとか、家族ごと引っ越すでは敷居が高すぎますし、引用元の記事中にあるようなアーミッシュ生活様式は、現代の日本では非常に実現は厳しいと考えます。

地方の人口減少が問題視されされているなか、人間の治療として一時的に住んでもらう、という選択肢を地方都市が提案できれば、まだまだ地方の可能性だってあるはずです。 どのくらい田舎であればその人に体調によって良いのかも、段階があると思います。 その段階に応じた生活環境を用意できれば、地方にとっても、地方の環境を必要とする人にとっても、幸せなことにあんるのではないかと願います。

 

参考リンク 引用元記事